アラフォーIT初心者がプログラミングスクールで困ったこと

プログラミング

私は全くのITど素人でプログラミングスクールに入学しました。

ブラウザって何?IPアドレスって何??というくらいのレベルです。

そんな状況で学習をスタートして、非常に困ったことがありました。

今回はアラフォーIT初心者の私が、プログラミングスクールで直面した困った出来事についてお話します。

駆け出しエンジニアの方や、これからプログラミングを学びたいと考えている方への応援メッセージになればと思います。

困ったこと その1 教材が難しすぎる

私の通っていたプログラミングスクールでは、自己学習用のWeb 教材がありました。

基本的なことはその教材を使って学んでいくシステムだったのです。

しかし、これが難しくてちっともわからないんです

プログラミングスクールには、様々なバックグラウンドの方がいらっしゃいます。

私のようなプログラミング初学者、少しプログラミングがわかる方、Webデザイナーとして働きながら学んでいる方、すでにエンジニアとして仕事をしているけれど、別の言語を学ぶために入学された方etc・・・。

スキルの幅がこれだけあるなかで、教材をどのレベルの人にあわせるかというのは、とても難しい問題だと思います。

私の感覚では「どうやら真ん中をとっているな」という感じです。

ある程度プログラミングの知識があっても、飽きずに課題を進められるレベルに設定されているようでした。

確かに「こんな簡単なこと知ってるよ!このスクールレベル低い。辞めよ。」となったら、経営側にとって痛手です。

となると、IT初心者の私にとってはかなり難易度が高い教材ということになります。

説明文に知らない単語がたくさん出てきました。

その単語の意味を調べるのに、たくさん時間がかかってしまいます。

「解説文が解説文になってないよ」と何度思ったことでしょう。

結局、インストラクターの先生に相談して、教材の使用はいったんストップすることに。

ある程度プログラミングに慣れてきたところで、復習として使うことに決めました。

そして、もっと初心者向けのわかりやすい市販の書籍を使って、学習を進めることになったのです。

この教材が使いやすいという方もいらっしゃいます。あくまで個人の感想です。

困ったこと その2  Q&Aの回答が難しすぎる

自己学習用のWeb 教材には、Q&Aがついていました。

すでに誰かがあげた質問とその回答が載っています。

自分が疑問に思った点がすでに質問されていることも多かったです。

「ここを疑問に思う人は、私だけじゃないんだ~」なんてほっこりした気持ちで回答をクリックします。

しかし、その答えが全く理解できないのです。

専門用語についての質問に対して、専門用語で答えが返ってくるという具合です。

まるで禅問答のようだったよ…

ある程度知識がある人にとってはわかりやすい解説らしいのですが、IT初心者にはレベルが高すぎる。

あまりに難しすぎるので、こちらも自然と見なくなりました。

結局Web教材は、在学中はほとんど活用しなかったです。

わからないことは直接インストラクターの先生に聞くようにしました。

わからないを通じてわかったこと

プログラミングスクールではたくさんの「わからない」に出会いました。

その中でわかったことがあります。

インストラクターの姿勢はそれぞれ

Q&Aの回答を見ていて、インストラクターの先生によって指導の姿勢が全く違うということに気づきました。

回答文を読むと、一生懸命理解してもらおうと思っているのかそうでないのか、熱意のようなものはすぐにわかります。

丁寧な回答もあれば、ぶっきらぼうで冷たい印象の回答もありました。

先生のやる気や人柄は、モチベーションや習得スピードに影響すると思います。

もし、今プログラミングスクールを利用されていて、先生と合わないと感じているなら、すぐに先生を交代してもらうべきです。

時間とお金を投資して勉強しているのですから。

プログラミングに対する姿勢もそれぞれ

プログラミングを勉強する理由や目的は人それぞれです。

それを忘れてしまうと、変に落ち込むことになります。

例えば、IT業界に転職してバリバリ開発したいという人と、子育てしながら在宅で仕事をしたいという人では、学ぶ言語も学習スピードも違ってあたりまえです。

そもそも勉強時間や働き方って、誰かと比較するものではないと思います。

自分がどうしたいか、どう生きたいのか。

個々の目標にそって、それぞれのペースで学習をしていけばよいと思います。

たくさん困ってよかったこと

ひとつは、難解な教材のおかげで検索の練習がたくさんできたことです。

先生から検索力を鍛えるようにいわれていたので、今思えば良い訓練になっていました。

ふたつめは、自分の生き方を考え直す良いきっかけになったことです。

プログラミングに対する姿勢もそれぞれだと気づいてから、自分はどんな生き方をしたいのかがより明確になりました。

私は自分の体に無理を強いてまで、お金を稼ぎたいとは思いません。

体や心がつらくならない程度で、自分が快適だと思うペースで仕事をしたいです。

最後に。

学習が思うように進まず焦っていた時、夫に言われたことがあります。

今できなくてもがいていることが、学びになっているんだよ。」

今でもうまくいかないときはこの言葉を思い出すようにしています。

夫よ、いいこと言うじゃん!

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