つらくてしんどい!大人の手足口病「もう二度とかかりたくありません」

大人の手足口病つらい日常生活

2022年9月、家族全員が手足口病にかかりました。

最初は息子。次に私。最後に夫。

よく「子供の病気に大人がかかると、とっても大変」と聞きますが、本当に大変でした。

大人が手足口病になってどんなひどい目にあったのか、備忘録として残したいと思います。

:大人の手足口病の恐ろしさを今すぐ知りたい方は、夫の症状までとんでください。

<手足口病とは?>
口や手足に水泡性の発疹が出る感染症。5歳以下の乳幼児に多い。感染経路は、飛沫感染・接触感染・糞口感染。特効薬はなし。自然治癒を待つのみ。

(詳しくはこちら 厚生労働省 手足口病に関するQ&A  参照日2022.10.28)

はじまりは息子

月曜日の夜、突然息子が嘔吐&発熱。しかし、翌日には熱も下がってすっかり元気になりました。

念のため保育園はお休みしましたが、食欲もあり、のびのび遊んでいます。ひと安心です。

ところが、その日の夜。口の周りに小さな赤い発疹があるのに気づきます。

 

よだれでかぶれちゃったかな?

木曜日になると手と足に発疹が広がり、好物のキウイフルーツが「痛い!痛い!」と言って食べられません。歯磨きもできません。

ここまで来てやっと「あ、これが手足口病か。」と気づきます。

 

みかんも食べられなかったよ。

息子は元気に走り回っているのですが、発疹はついにお尻にまで拡大。

翌日小児科に行くと「典型的な手足口病ですね。」と言われました。(最近の手足口病はお尻にも発疹が出るそうです。)

食欲もあって発疹の痒みもなく、元気に走り回っているため、薬は使わずそのまま様子を見ることに。

ほっとしたのも束の間、この後大変な事態になります。

次は私

小児科から帰ってきてしばらくすると、なんだか喉が痛いんです。

ちょっと疲れて風邪をひいたかな?と思い、横になりました。

夕方になって発熱。 熱を測ると39.4度!!

インフルエンザよりも強烈なだるさと関節痛で、普通に寝ていられません。

その夜は解熱剤を飲んで、やっと2時間くらい眠れました。

翌日、熱は下がりますが喉が猛烈に痛い!扁桃腺がとてつもなく腫れています。

 

こんなに扁桃腺が腫れたのは、数年ぶりです。

さらに翌日、口の横と指のあいだに発疹を発見。足にもできていました。

手足がチクチクして、またもや寝らず。

唇の裏と喉の奥にも発疹が広がり、手足はずっとピリピリしています。ちょうどヘルペスができる前の感覚に似ていました。

指先と指のあいだの発疹が 、地味に痛い。

しかし、つらかったのはここまで。

その後は扁桃腺の腫れも発疹も落ち着き、普通の生活に戻ることができました。

ただとても疲れやすいため、ちょこちょこ横になりながら仕事や家事を行います。

効率は悪いですが、仕方ありません。

最後は夫【重症】

私が「かなり体が楽になってきたなあ」と思った頃、ついに夫が発症します。

火曜午後、発熱したから帰宅すると連絡が。その後私と同じように高熱と体のだるさに苦しんでいました。

そして、翌日から両手両足にびっくりするほどの発疹が!!

特に右足がひどく、足の裏が真っ赤に腫れ上がり普通に歩くことができません。もちろん痛くて眠れません。

 

だ、大丈夫なの?!

自宅でできる仕事をしようと頑張っていたのですが、指先が痛くてキーボードが打てず。

打ってもミスタッチばかりで全く進まない。

夫:「盲腸と同じくらい辛い・・・」

あまりにひどいため病院で痛み止めをもらえないか問い合わせたのですが、断られました。

手足口病に薬はないし、時間が経てば治るものだから対応に困るのでしょうね(;^ω^)

やっと見ていただける病院が見つかった時は、心からほっとしました。

医療関係者も驚いた

夫の状態を見た医療スタッフは「これはひどいね。」と驚いたそうです。

ひどい状態を見慣れている医師や看護師さんが顔をしかめたということは、相当ひどかったのでしょう。

塗り薬と飲み薬を貰って(痛み止めと化膿止めみたいです)、 無事に痛みが和らぎました。

結局、夫の状態が良くなって日常生活に戻れたのは、発熱から1週間後。

手足口病の発疹が止まった後は、その部分の皮がボロボロとむけました。

 

手足の見た目がひどいことに……

いつもの手足に戻るのに、1か月かかりましたね。

手足口病あなどれません

私の住む地域では、3年ぶりに手足口病が大流行。自治体から注意喚起の通達が出ていたそうです。

 

のんびりしていて全然気づかなかった。

確かに保育園にも「手足口病にかかった園児がいます」みたいなお知らせが、貼ってあったような気がします。

手足口病は、飛沫感染や接触感染でうつるそうです。

わかってはいても、3歳の息子相手に対策をとるのは難しかった。

子どもってべったりくっつきたがるし、くしゃみは人の顔に向けてするし、ちゃんと手を洗わないし。

しっかり防げるご家庭もあると思いますが、私には無理でした。

大人ができるのは、かかっても重症化しないように免疫力を上げておくことだと思います。

しっかり食べて、しっかり休むこと。

自分のケアは後回しになりがちですが、今回の件でおろそかにしてはいけないなと痛感しました。

手足口病は大変でしたが、良い経験ができたということで「よし」とします。

が、ここで残念な情報です。

手足口病のウイルスは、何種類かあるんですってね。

つまり、今回とは別のウイルスに感染する可能性もあるということ。

ひえー!

手足口病はもうこりごりです。どうかかかりませんように……。

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