接客されるのが苦手なあなたへ「接客を断る簡単な方法」を教えます

接客を断る方法日常生活

あなたは、お店で店員に話しかけられるのが苦手ですか?

私は自分が接客業をしていたこともあり、「店員さんウェルカム!」なのですが、そうでない人も多いと聞きます。

そこで、「接客されたくないのに店員に話しかけられた時、気まずくならずに接客を断る簡単な方法」について解説します。

具体的対処法やその根拠、NG行為についてもお話ししますので、ぜひ参考になさってください。

日々全力で接客業で働くこと、計16年。接客されるのが苦手なあなたを、全力でサポートします!

ここでは、服や靴・装飾品などのアパレルや、化粧品、ハイブランドの雑貨店といった接客を想定しています。

店員に話しかけられたくない時は?

この2つを覚えておきましょう。

今日は買わないんですけど、少し見せてください

買う気がないとわかれば、店員は買わせるための接客はしません。

今日買い物をするつもりのお客様に労力を使った方が、効率が良いからです。

店を出る時に、キャンペーンのお知らせやチラシを渡されることがあるかもしれませんが、かさばらない程度なら受け取っておきましょう。

いちいち断わる方が勇気がいります。

そして、ありがとうございましたと言って店を出れば OK です。

大丈夫です

「大丈夫です。」という言葉はとても便利。

よく考えれば「何が大丈夫なんだ?」となりますが、曖昧さを残す表現は「万能な断り文句」です。

これで、接客は不要ですという合図になります。

にっこり笑って言えれば、なお良し!

再度アプローチされた時も、「ありがとうございます。大丈夫です。」と繰り返せばOKです。

「大丈夫です。」という一言なら、コミュニケーションが苦手な人でも言えるのではないでしょうか?

どうしても言葉が出ない時は

かるく会釈して、その場を離れればよいと思います。

接客業をしていた時、お客様に無言で立ち去られると、罪悪感でいっぱいになりました。

お買い物の邪魔をしてしまった。申し訳ない……

本人にそのつもりがなくても、店員はこんなことを思っているんです。

接客を断った後に、こちらから店員に話しかけて質問をするのも全然アリです。
1度断わったのに失礼かな?なんて気にしなくて大丈夫!
店員は喜んで答えてくれますよ。

なぜ店員は話しかけてくるのか

話しかける

そもそも、なぜ店員は話しかけてくるのか。

「話しかけないでオーラ」を出しているのに近づいてこられて嫌だった!という経験はありませんか?

答えは簡単。

それが仕事だからです。

企業によりますが、売上ノルマがあります。

  • ついで買いやプラスα買いに誘導したい
  • リピーターを増やしたい
  • 有益な情報を提供して、購入につなげたい
  • 迷っているなら背中をおしたい

という理由で、接客しようとするわけです。

また、店員はそもそもフレンドリーな人や話好きな人が多いので、

  • 満足のいく買い物をしてほしいから、予算内でその人に合った商品を勧めたい
  • その人に合う魅力的な商品を選んでほしい
  • 「あなたにはこっちよりあっちの方がいいのにな~」と思っても口には出せないので、おすすめという言葉を使って提案する

という理由から、つい話しかけてしまいます。

自分が良いと思ったものって、思わず人にすすめたくなりませんか?

その延長で「お店に来てよかった!いいこと聞けた!」とお客様に思って欲しいのです。

これ、私だけではないはず。

余計なお世話だと感じる人もいるでしょうが、店員の思考は↑こうなんです。

NGな行為

最低限のマナーを守ることで、お客様も店員も気持ちよく過ごすことができます。

本来、お客様と店員は対等の立場です。

元接客業としては、店員を必要以上に冷淡にあしらう行為はやめてもらいたいと思っています。

無視をする

無視されるのって、仕事とはいえ辛い。

店員も人間です。

ひどい態度を取られれば、この人には誠実に対応したくないと思ってしまいます。

店員は、お客様の顔を覚えています。

次回、本当に買い物をしたい時にきちんと対応をしてもらうためにも、無視はやめましょう。

とっさに返答できないなら、会釈してその場を離れてはどうでしょうか?

あからさまに不愉快な顔をする

話しかけられて困るなら、接客を断わればよいだけです。

あからさまに嫌な顔をする必要はないと思います。

「接客してほしいかどうか、察してよ!!」と思われるかもしれませんが、残念ながら人の心は読めません。

ベテラン店員なら、ある程度は察することができますが、社歴の浅い店員は難しい(;^ω^)

経験が少ないゆえに、お客様の発する「非言語メッセージ」が読み取れないんです。

そこはぜひ、大人な対応をお願いしたいと思います。

店員から有益な情報を引き出す

ネットでお買い物ができる今、わざわざ店舗で商品を見るのには理由があります。

  • 実物を見たい
  • 購入前にさわってみたい
  • イメージ通りか確認したい

せっかく時間と労力をかけるなら、店員がもつ「情報」をうまく活用しましょう。

店員はあなたがまだ知らない情報を持っています。例えば、

  • 購入者の傾向(年代や性別、嗜好など)
  • 実際に商品を使った生の声
  • あまり知られていないメリットとデメリット
  • 裏技的な使い方

これらは直接コミュニケーションをとるからこそ、得られるものです。

店員の情報で満足度の高いお買い物ができたら、うれしいですよね?

実は、店員もうれしいんです

お役にたててよかった、そう思います。(私は思ってました。)

お互い最低限のマナーを守って、双方にメリットのあるお買い物ができたらいいですね。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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