IT初心者がプログラミングを勉強する場合、いろいろな方法があります。例えば
- 独学で頑張る
- オンラインサロンに入る
- メンターを見つける
- プログラミングスクールに通う
などがあります。
その中で、私は「プログラミングスクールに通う」という方法を選びました。
今回は、プログラミングスクールを利用することにした理由と経緯、プログラミングスクールのメリット・デメリットについてお話します。
「これからプログラミングを学んでみようかな」と考えている方の参考になればうれしいです。
プログラミングスクールに通うことにした理由
私がプログラミングスクールに通うことにした理由は、ただ一つ。
「自分ひとりで勉強して、仕事ができるレベルになる自信がなかったから」です。
当時の私の状況は
- 家事と育児で自分のために使える時間が限られている
- 保育園から連絡が来たらすぐに迎えに行かなければならない
- 4か月後に職場復帰をする
というものでした。つまり、時間の制約が大きかったのです。
独学で勉強するなら、自分で教材を選び、自分で学習計画を立てなければなりません。
はたして自分の選んだ教材は目的に合ったものなのか。この分野の勉強は必要なのか。
そういったことが自分では全く判断できませんでした。
限られた時間の中で結果を出すには、その道のプロに教えてもらうしかない。
そう考えてプログラミングスクールで勉強することにしたのです。
プログラミングスクールをどう選んだか
現在、たくさんのプログラミングスクールがあります。お値段もカリキュラムも様々です。
案の定、自分では判断ができませんでした。ならば、自分より詳しい人に聞くしかない!
さっそく情報関係の仕事をしている夫に相談しました。
そして翌日。夫があるスクールのWebサイトを見せてくれたのです。
すぐに体験レッスン(面談)を申し込み、その場で入学を決めました。
そのスクールを選んだ理由は
- オンラインスクールなので通学の必要がない
- 一人一人に合わせたオリジナルカリキュラムで勉強することができる
- オリジナルポートフォリオを作ることができる
- 担当インストラクターが自分に合わないときは交代することができる
- 現役エンジニアの方に教えてもらえる
という点が私のニーズとぴったりだったからです。
IT業界未経験者がWeb制作の仕事をするためには、オリジナルポートフォリオが必須です。オリジナルポートフォリオなしで丸腰で戦うわけにはいきません。
また、オリジナルカリキュラムで学習できる点も魅力でした。
ガイダンスで自分の目標を明確にし、そのために必要な言語を選択。私の学習スピードに合わせたカリキュラムを作成してくれました。
その後2ヶ月の休学を経て卒業。今に至ります。
振り返ると、この「目標に合った言語選択」と「自分の学習スピードに合わせたカリキュラム」がとても良かったです。自分の力ではこの短期間で、ここまで学習を進めることはできなかったと思います。
独学でエンジニアになれる方は、このあたりが自分で管理できるのだろうなと思います。
プログラミングスクールのメリット・デメリット
私はプログラミングスクールを利用してよかったなと感じていますが、全ての人がそうとは限らないと思います。合う・合わないがはっきり分かれるかもしれません。
そこで、プログラミングスクールを利用して感じたメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
まず、プログラミングスクールのメリットからご紹介します。
- 自分で教材を探す手間がない
- わからない点をすぐに聞くことができる
- モチベーションがさがりにくい
- 現場で使われているコツや習慣について知ることができる
- 学習に行き詰った時、相談できる相手がいる(安心感)
特に、相談できる相手がいるという点はよかったです。私はインストラクターの先生に何度も窮地を救っていただきました。
デメリット
次にデメリットです。
- お金がかかる
- 先生の当たりはずれがある
最大のデメリットは、やはり授業料がかかる点です。その点、独学の方が費用は抑えることができます。
そして、金額に見合うだけのリターンが保証されているわけではありません。「授業料は時間と手間を節約したお金だ。元をとるぞ!」という気合が必要です。
また、先生と相性がよくない場合は要注意です。学習意欲・スピード・習得内容に大きく影響すると思います。可能であれば先生を交代してもらう方が良いです。
実際、利用していたスクールでも「授業の質は先生による」なんて言われていました。「先生と合わないからインストラクターを交代してもらった」という話も聞きましたよ。
後悔したくないなら目標を明確にすること
プログラミングスクールに通ってみて、痛烈に感じたことがあります。
それは、「目標が明確でないと挫折しやすい」ということです。
プログラミングスクールに通えばなんとかなる、先生に言われたとおりにやれば転職できる、というような受け身姿勢の方は、うまくいかないと思います。何事も受け身の学習では、身につかないですよね。
そして、私にとってのプログラミングスクール最大のメリットは「出会い」だと思っています。
先生はもちろん、美容部員のままだったら絶対に出会わなかった人達と知り合うことができました。バックグラウンドが全く違う方々との交流は、とても新鮮です。
これからも、この『ご縁』を大切にしていこうと思います。