こんにちは。元美容部員WebライターFusaeです。
3年ほど靴に携わる仕事をしていたことがあります。
とあるラグジュアリーブランドで、1足4~5万円の高級婦人靴を販売していました。
その時、靴のお手入れ方法を学ぶ機会があり、とても勉強になりました。
どんなにいい靴でも、汚れていると魅力が半減してしまいます。
「足元から美人は決まる!」ということで、今回は靴磨きの方法についてお話しします。
最小限の道具かつ最小限の労力で、靴磨きをする方法です。
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靴磨きに必要なもの
意外に知らないのが、靴磨きの道具。
最低限必要なものは以下の6つです。
- 防水スプレー
- クリーナー
- 靴クリーム
- ブラシ(毛の長いもの・埃や砂を落とすために使う)
- ブラシ(毛の短いもの・クリーム塗った後に使う)
- 布(使い古したタオルやTシャツなど)
ブラシを2つも用意するのは面倒という方は、毛の短いものだけでもOKです。
ただし、クリームをのばすのに使った後は、毛先をタオル等で拭いてくださいね。
この他にあると便利なのがコレ。
- ストッキング(捨てる予定のものでOK!穴が開いたもので十分です)
- ミニブラシ(クリームを塗り広げる専用の小さなブラシです)
道具がそろったら、いざお手入れ開始です!
本革の靴磨き
手順は以下の通り。
- ブラシで汚れを落とす(めんどくさければ最悪やらなくてもOKです)
- クリーナーを布につけて靴全体を拭く
- 靴クリームを布もしくは専用ブラシで、靴全体にのばす
- ブラシで靴を磨き、クリームを均一に広げる(ささっとで十分です)
- 乾いた布もしくはストッキングで靴全体を磨く
- 防水スプレーをかける
革靴の靴磨きは、ひと手間かけるだけで全然違う仕上がりになります。
クリーナーは絶対に省かない方が良いです。
汚れをきれいに取ってからクリームを塗らないと、革本来の風合いがでません。
私が愛用しているのは、M.モゥブレィのクリーナーです。

M.モゥブレィのクリナーは、汚れだけでなく汗も拭きとることができるので、カビ予防にもなります。
また、クリームは、伸びが良く革製品全般に使えるデリケートクリームがおすすめです。
私は、M.モゥブレィのデリケートリームが万能で大好きです。

M.モゥブレィのクリーナーとデリケートクリームは、他のブランドさんでも使っていました。
以前、節約動画で「使い切らなかったハンドクリームを靴クリームとして使う」というのを見ましたがが、個人的には「うーん、それはちょっと・・・」と思います。
デリケートクリームの良さを知ってしまうと、ハンドクリームを使おうとは思いません。
余談でした。
また、ストッキングで靴を磨くとツヤがでやすいです。
最初は「ブラシやらクリーナーやら面倒だな」と思う方もいるかもしれませんが、このやり方で靴磨きをすれば2週間はピカピカが持続します。(履く頻度にもよりますが)
普段は出かける前にブラシで汚れを落とすだけでよいので、楽ちんです。
スエードの靴磨き
スエードは革靴より簡単です。
- ブラシで埃や汚れを落とす
- 防水スプレーをかける
以上です。
私はこのお手入れの手軽さが好きで、一時スエードの靴ばかり履いていました。
もし、お気に入りのスエードの靴を長持ちさせたいなら、スエード専用の防水スプレーを使うのがおすすめ。
また、擦れて白っぽくなってしまった時は、補色剤を塗ると簡単にカバーすることができます。
私は「スエードの靴は冬に履くもの」というイメージが強かったのですが、靴の本場ヨーロッパでは一年中履いているそうです。
実際、夏でもスエードの靴は入荷してきました。
夏は毛足が短く明るい色が多く、冬は毛足が長めで落ち着いた色の靴が多かったです。

スエード靴の型崩れが気になる時は、シューキーパーを使うといいよ!
靴磨きで心もピカピカ
靴磨きが習慣になっている方は、皆さん「靴磨きは楽しい・気持ちいい」と言います。
私も、そう思います。
無心で靴を磨いた後って、すっきりした気分になります。
以前、お会いした業者さんが「靴の汚れは心の汚れ」とおっしゃっていて、ドキリとしました。
確かに、そういう一面もあるかもしれないですね。
それに、靴がキレイだと、気持ちよく出かけられます。
さあ、今日もピカピカの靴で元気に出かけるぞ!