古いメーク品は今すぐ処分を!メーク品の使用期限を知っていますか?

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こんにちは。元美容部員WebライターFusaeです。

今回は、美容部員時代にお問い合わせの多かったメークに関する質問についてご紹介します。

あなたの口紅は、いつ開封したものですか?パフやブラシはいつ洗いましたか?

美容部員時代、よく聞かれた質問のひとつが「メーク品はどれくらい使えますか?」というもの。

毎日使ってどれくらいでなくなるのかという意味でお聞きになる方と、品質はどれくらいの期間維持できるのかという意味でお聞きになる方がいらっしゃいました。

今回は後者の「品質維持の期間」についてお話していきます。

メーク品は1年で使い切る

結論から申し上げると、メーク品は開封してから「1年」で使い切ることをおすすめします。

理由は「酸化するから」です。少し丁寧にご説明しますね。

一部防腐剤不使用のブランドでは、「使用期限○○日」と明記されています。その場合はそちらに従ってください。

理由① 肌トラブルの原因になる可能性がある

アイテムによって量は異なりますが、メーク品には油分が含まれています。

油分があることで肌になじみやすく、きれいな発色を維持することができます。

この油分はゆっくりとですが、徐々に酸化していきます。

酸化した油分は肌にはあまりよくありません。

肌トラブルの原因となる可能性があります。

理由② 発色が変化する

成分が酸化すると、発色も変化していきます。

具体的には、購入時よりくすんだ色になることが多いです。

理由③ 質感が悪くなる

お粉やフェイスパウダーは、通常さらさらと細かいパウダー状ですが、固まってきます。

下地やリキッドファンデーションなどの液状のものは「だま」ができたり、きれいに伸びなくなります。

結果、メークのりや仕上がりがいまいちな状態になってしまいます。

せっかくきれいになるためのメークなのに、非常にもったいない!!

もちろん、1年を過ぎたからすぐに捨てなければならないとか、絶対に使用してはいけないということではありません。

あくまで目安は1年程度」とお考えください。

「いつ開封したかわからない」「ずっと前から使っているが、まだ残っているからなんとなく使っている」というのはやめましょう。

以前10年以上前に購入したフェイスパウダーをお持ちになった方がいらして、現物を拝見する機会があったのですが、なかなかスゴイ状態でした。

パフは一度も洗わず、交換することもなく、購入時のまま。

フェイスパウダーは発色がくすみ、質感もかなり劣化しており「よく肌荒れしなかったなぁ」と。

ご本人は「なくならないし、まだ使えると思っていた」そうですが、明らかに使用期限を過ぎていました。

まとめると、メーク品について気をつけたいことは下記のとおりです。

メーク品は開封後1年程度を目安に使い切る(もしくは買い替える)
パフやブラシは最低でも1週間に1回は洗う(もしくは新品へ交換する)

パフやチップはきれいな方がメークのりが良いので、衛生面だけでなく、仕上がりの美しさという意味でもおすすめです。

メーク品が使い切れない!

なかには1年では使い切れないという方もいらっしゃると思います。

そのような方は次のようなことを意識してみてください。

アイカラーは定番色のセット(もしくは自分の好きな色・使いやすいと思う色)だけにする

通年使用でき、どんな洋服にも合わせやすいブラウン系やピンク系など、定番の色だけをそろえるのがコツです。

自分の好きな色彩が3、4色セットになったアイカラーパレットが1~2個あれば、十分メークできますよ。

下地やファンデーションは使い切ってから新しいものを開封する

新しいものを買うと、すぐに使いたくなりませんか?私はなります。

特に新商品や新しく試すブランドの商品は、今すぐに開けて使いたい!

そして、新しいものを開封したら、ほぼ間違いなくそちらばかりを使うことになります。

すると、前に使っていたものはそのまま放置されてしまうんですよね。

この現象を防ぐには、使い切ってから開封するのが最も効果的。

ワクワクしながらその時を待ちましょう。

チークカラーをアイカラーとして使用する

濃い色のチークはポイント使いに、淡い色のチークはアイホールやグラデーションを作る時に使うのがおすすめです。

口紅は重ね付けして落ちにくくする

口紅は塗った後、ティッシュオフし、もう一度つけると落ちにくくなります。

二度目に塗る時はブラシを使うとよりきれいな仕上がりになるのでおすすめです。

一度目と二度目につける色を変えて、オリジナルカラーを楽しむのもいいですね。

可能な限り試してから購入する

これは本当に大切なことです。

同じ色でも肌の色や質感、年齢によって見え方が大きく異なります。

雑誌でおすすめされていたからと言って、自分に似合うとは限りません。

実際に肌にのせてみて、急ぎでなければ1日様子を見るのがおすすめです。

時間がたつと発色はどう変化するか、かゆみがでないか、自分のイメージ通りの仕上がりか、などチェックしましょう。

こうすることで「買ったけどあまり使わず1年以上経過した」という事態は避けることができます。

メークは楽しむもの

私は、誰かにメークをして差し上げることが大好きです。

なぜなら、メークで自分の顔がいつもと違う雰囲気になると、皆笑顔になるからです。

美容部員時代、数えきれないくらいのお客様にメークをさせていただきました。

皆様、素敵な笑顔を見せてくださいました。

メークは生活に潤いをあたえるものだと思います。

楽しまないともったいない!あなたがもっときれいに輝くために、少しでもお役に立てたらうれしいです。

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