Webエンジニアを目指していたら、Webライターになっていた話

Webライター

私は「Webサイトを作る仕事がしたい」と思ってプログラミングを学び始めました。そこから約1年。なぜかWebライターの仕事をしています。

なぜそうなったの⁉

やってみたいという自分の欲望のままに進んでいたら、こうなっていました。

今回は真剣にWebエンジニアを目指して勉強していたら、いつの間にかWebライターのお仕事をしていたというお話です。Webライターの仕事に興味のある方や、在宅ワークを始めたい方の参考にしていただけたらと思います。

Webライターの仕事とは

そもそもWebライターはどんな仕事をするのか、半年前まで知りませんでした。簡単にまとめると「与えられたキーワードをもとに、記事を執筆する仕事」です。

多くの場合、自分の書いた記事をWordPressにアップして納品することになります。文章を書くだけでなく、画像を加工したり、レイアウトを整えたり、必要であればリサーチもします。

また、自分の好きなように記事を書けばよいわけではなく、しっかりと読み手を想定して文章を書きます。検索する人は、何かを読みたいわけではありません。情報を求めています。

どんなに文章がうまくても、求められている情報を提示できなければ意味がありません。いわゆるSEO対策の基本ですね。

そのため、記事を書く前にはアウトライン(記事構成)という「計画書のようなもの」を作成します。「どんな人にどんな内容を伝えるか・記事を読んだ後どうなってほしいか」など細かく設定したうえで、執筆に取りかかるのです。

このアウトラインが本当に大事!

納品後の修正指示を最小限に抑えるためにも、全力で作ります!!

Webライターへのきっかけ

さて、私のWebライターとの出会いについてお話します。プログラミングスクールの卒業を間近に控え、初心者向けの案件を探していた時のことです。

Web制作といっても内容や難易度は様々。そして、初心者向けの案件はそれほど数が多いわけではありません。なかなか応募できそうな案件がないな、と思っていた時、ふと目に飛び込んできたものがありました。

「Webライター・・・プログラミングに関する記事・・・WordPress・・・・」

それは、プログラミングに関する記事を執筆し、WordPressにアップするという内容のWebライターの仕事でした。

WordPressの操作ならできるぞ!文章を書くことも苦手ではないし、応募してみるか!軽い気持ちでポチっと応募ボタンをクリックしたのです。すると、すぐにテストライティングのお知らせが届きました。

テストライティングとは与えられたキーワードをもとに、記事を執筆する「試験」のことです。テストライティング、苦労しました。相手が望むものを書くということがこんなにも難しいとは・・・今読み返すと、お恥ずかしいレベルの仕上がりです。

それでもなんとか期限内に提出をして、無事に合格。お仕事をいただけることになったのです。

そしてWebライターへ

現在、そのお仕事は企業様の都合により終了となっていますが、5か月間お仕事をさせていただきました計24本の記事を執筆し、今でもサイトから閲覧することができます。

その時教えていただいたノウハウやスキルが、今でも役立っています。

  • アウトライン作成について学ぶことができた
  • アイキャッチ画像をサクッと作ることができるようになった
  • WordPressの操作とCanvaの操作に慣れることができた
  • 引用するときの注意点について学ぶことができた
  • 記事作成スピードが上がった
  • SEOについて身をもって理解することができた

本当にありがたいことです。

Webライターに必要なスキル

実際にWebライターの仕事をしてみて、Webライターに必要なスキルはそれほど多くないと思います。

  1. 文章が入力できる程度のPCスキル
  2. 全体を把握する力
  3. 文章の構成を考える力
  4. 画像加工に抵抗がない
  5. WordPressの基本操作
  6. SEO対策の知識(あれば便利)

ひたすらコードを書いて体に覚えさせる必要もありませんし、高度なデザイン知識もいりません。2と3と6で記事の質が決まる気がします。高い質の記事を納品できる方はやはり単価が高いです。

Webライターの仕事をして気づいたこと

ライターの仕事をしていて思い出したことがあります。ずっと忘れていたことです。

中学生の頃、友達と交換小説をして(交換日記の小説版です)楽しんでいました。その頃、文字を書く仕事がしたいと思っていたのです。すっかり忘れていました。

これは、ある意味夢が叶ったということなのでは?と最近気づきました。当初目指していたプログラミングの仕事とは違いますし、Web制作に比べて単価は低いです。

でも、Webライターの仕事は楽しいし大好きなので、これからも続けていきます!これからもスキルアップ向上のためコツコツ頑張りますよ。

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