昨年、初めて梅干し作りにチャレンジしました。
これが、おもしろくて。
初めてにしては上手く仕上がり、半年間梅干しを楽しみました。
梅干し作りはハードルが高いと感じている人もいるかもしれませんが、実は意外と簡単。
自宅にある保存袋で作ることができます。
今年も、保存袋を使って梅干し作りです。Let’s start!
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下準備
今回もこちらのサイトを参考に、保存袋で下処理をします。
わざわざ壺を用意する必要はありません。
処理が終われば簡単に捨てられるし、かさばらない。
面倒くさがりの私にぴったりな方法です。
材料
・紀州の南高梅3kg
・足柄の十郎梅1kg
・塩800g(塩は梅の20%の量です。)
塩は、生活クラブの「真塩」を使いました。ミネラル豊富な美味しい塩らしく、期待が高まります。
紀州の南高梅は、梅の皮と果肉がとろけるように柔らかくて美味しかったので、今年も採用。
足柄の十郎梅も梅干しに最適と聞いて、1㎏だけ購入しました。
ちなみに、足柄は金太郎伝説のあるところです。
金太郎もびっくりの”美味しい梅干し”ができることを期待しましょう。
簡単な手順
- 梅のヘタをとって、洗う
- 水気をとる
- 保存袋に梅と塩を入れて、塩が全体に行き渡るように揉む
- 3日間、常温で放置する(注:1日に2~3回ゆする・空気もその都度抜く)
- 冷蔵庫で保管する
- 梅雨が明けたら、晴れた日に3日間干す
*詳細は上記のサイトをご覧ください*
昨年は2kg作って年明けから食べ始め、夏に食べきってしまいました。
そこで、今年は作る量を2倍に増やします。
また、十郎梅は紫蘇漬けにしてみることに。きれいに仕上がるかな?
アクシデント発生
ところが、のんびり楽しく下準備をすすめた後、思わぬアクシデントが2つ発生します。
大丈夫かな?
梅酢があがってこない
保存袋に梅の20%の塩を入れて、しばらく常温に放置。
通常3日で梅酢があがってくるはずなのですが、、、なかなか良い具合にならない。
塩がなくなって、梅と水分だけになるまで5日間かかりました。
天気がいまいち
2022年は、梅雨明けしたあとも終日カラリと晴れた日が少なかったです。
3日連続で青天が続かない!
土用干しがしたくて、毎日うずうずしていました。
調べてみると、初日にしっかり天日干しすれば殺菌・消毒できるため問題ないのだそうです。
長めに土用干しをして、しっかりと乾燥させればOKとのこと。
結局、お盆休みあけに5日間干しました。
干し網を使って土用干し
今年はこちらを使って土用干しをします。
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引っ越し先はベランダが狭く、昨年のように広げて干すことが難しかったため、こちらを試してみました。
本来の用途は「ひもの作り」ですが、干し野菜や梅干しでも利用可能。
干すとこんな感じです。
入りきらなかった分は、木皿&ザルで代用。
この方法なら、急な雨にも即対応できます!
夜はそのまま部屋干ししていました。ほんのり梅の香りがして、自然と笑顔になります。
デメリットは、梅を裏返しにする時、少しやりにくいこと。側面のファスナーを開け、手を入れてひっくり返すので時間がかかります。
それ以外は大満足です!梅をしっかり乾燥させることができました。
使い終わった後、収納場所もとりません。
来年以降もこのスタイルで土用干しをするつもりです。
紫蘇はいつ使う?
紫蘇漬けにするときは、2つ方法があるようです。
- 最初(塩と梅を入れる時)に入れて、梅と一緒に天日干しする
- 天日干し後、梅と一緒に保存容器に入れる
今回は後者の方法を採用しました。
理由は、購入した赤紫蘇のパッケージの裏に書いてあった方法だから。
「初めてなので言われたとおりにやってみよう!」というわけです。
梅と紫蘇を交互に入れ、一番上が紫蘇になるように重ねていきます。
最後に梅酢を投入。一番上に入れた赤紫蘇が隠れるくらいまでたっぷり入れます。
きれいな色になりました。
用意していた保存瓶に入りきらず、残りは保存袋に入れています(;^ω^)
梅干し完成!
今、梅干しは床下収納でお休みさせています。
今年も無事に完成しました。
梅の出来やお天気は、その年によって異なります。
アクシデントを楽しみながら、あれこれと試行錯誤するのが「手作りの楽しさ」です。
梅酢が上がってこない時はヒヤヒヤしたけれど、良い経験になりました。
少し、子育てと似てるかな?
せっかくなので、ひとつ味見。
うん!良い出来!!
年が明けたら、少しずつ食べ始めるつもりです。