アイブロウが苦手な方へ 眉を書くコツをお伝えします

仕事

今年は例年より早い梅雨入りのようですね。ジメジメしてやる気がでなくても、メークで気分を盛り上げていきましょう。

ということで。今回はアイブロウのコツについてお話したいと思います。

美容部員時代「メークでお困りのことはないですか?」とお聞きすると、高確率で「眉がうまく書けない」というお答えをいただきました。具体的には

  • 自分で書きたい眉が書けない(イメージ通りの眉にならない)
  • 左右が同じようにならない
  • 自分に似合う眉がわからない

などです。「眉毛は顔の額縁」といわれるくらい、顔の印象に影響を与える大切なパーツです。眉が決まると一気にキレイ度がアップします。

今回は今日から使えるアイブロウを書くコツについてご紹介します。

今回は、ご自身の眉を生かして左右対称でナチュラルな印象に書くコツについてのご紹介です。

そもそも眉は左右非対称だと思った方がよい

ご自分の眉を「左右がそろっていなくて…」とおっしゃる方は多いのですが、そもそもきれいに左右対称の眉毛をお持ちの方なんて、ほとんどいらっしゃいません。11年以上美容部員をやっていて、完全に左右対称の眉の方に、私は一度もお会いしたことがありません。

どちらかの眉の方が長い・上がっている・眉毛が少ないなど、なにかあるのが普通です。左右対称に見える方は、メークで上手にカバーされているのです。

そう、このカバーするという意識がポイントなのです!眉は書くのではなく、カバーすると思って書く方がうまくいきます。

眉を書く基本的な順序は、

  1. 眉山の位置を決める(眉のいちばん高い部分を決める)
  2. 眉山から眉尻を書く
  3. 眉頭から眉山部分を書く

となります。

眉頭・眉山・眉尻の位置
書き方

眉をうまく書くコツは3つある

では、さっそく「眉を左右対称で自然な印象に書くコツ」をご紹介します。

書きにくい側の眉から書き始め、左右交互に書いていく

これが最も大切なポイントです。あなたも左右どちらかの方が、書きやすいと思います。まず、書きにくいと思う方の眉から書き始めてください。

そして、鏡を見ながら左右交互に少しずつ書き足していきます。調味料も少しずつ入れますよね。眉も少しずつです。

また、鏡は近すぎると左右のバランスが分かりにくいので、30㎝程鏡から離れて書くのがおすすめです。

「書きやすい方の眉を完成させてから、もう片方の眉を書く」というのは最も失敗しやすいやり方です。いちばん難しい眉の書き方と言ってもいいくらい、難易度が高いです。ベテラン美容部員でも至難の業だと思います。

書きにくい側の眉から書き始め、左右交互に書いていく」というのがポイントですよ!

足りない部分を埋めて形を整える。

鉛筆で線を書くように、ぐぐーっと一筆を長く眉を書く方がいらっしゃいますが、これはあまりおすすめしません。

足りない部分を少しずつ埋めていくように書くと、左右の形が整えやすく自然な眉になります。「足りない部分」というのは、具体的には下記のようなことです。

  • どちらかの眉が上がっている→下がっている方の眉は上側を書く・上がっている方の眉は下側を書く
  • どちらかの眉の長さが短い→短い方の眉を書き足す
  • どちらの眉毛の量が少ない→薄い方の眉毛を書き足す

慣れないうちは薄く書いてみて、これでよし!という形になってから徐々に濃くしていくとうまくいきます!

眉頭は少しぼかす・眉山~眉尻は濃いめに書く

眉頭を濃く書きすぎると、いかにも書きました~という印象になります。(メークによっては、あえてそうすることもあります)ナチュラルな眉に仕上げるためには、眉頭はブラシでぼかした方がバランスがよいです。(眉毛がしっかりある方は、書かなくても大丈夫です。)

一方、眉山から眉尻はしっかり濃いめに書いてある方がきれいなので、安心して濃く書いてください。

アラフォー以降は眉の太さに注意

ここまで書いてみて、いまいちピントこないなあという方は、眉の太さに注目してみましょう。顔立ちや年代にもよりますが、あまり細すぎると全体がぼやけた印象になりやすいです。特に40代以降の女性には、極度の細眉はおすすめしません。もし細眉にする時は、全体を濃いめに書く方が良いと思います。

自分に似合う眉の太さが知りたい時は、眉の太さを少しずつ書き足して徐々に太さを変えてみてください。するとどこかでしっくりくるはずです。そこがあなたのちょうどよい太さです!

アイブロウは練習あるのみ

最初はなかなかうまくいかなくても、3~4回ほど練習をするとコツがつかめてきます。美容部員時代、眉でお困りの方には必ずお伝えしてきたことです。

また、片方の眉を私が書き、もう片方をお客様に書いていただいて、その場で練習してからおかえりいただくようにしていました。何事もやってみないと体が覚えられないですよね。

私の印象では、眉が上手に書けるようになると、同時にアイメークも上手になる方が多かったです。確かにアイラインやアイカラーのグラデーションなど、アイブロウのコツと一部共通するポイントがある気がします。

この記事が、少しでもアイブロウにお困りの方のお役に立てますように。明日もメークを楽しんで元気に過ごしましょう!

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